Salesforce連携でできること(PROプランのみ)
formrunとSalesforceを連携することができます。こちらのページではformrunとSalesforceの連携方法についてご案内いたします。
formrunとSalesforce連携を行うことで、formrunで作成したフォームに登録されたデータをSalesforceのオブジェクトに新規に登録することができます。
※連携にはformrunのPROFESSIONALプラン、かつ、SalesforceのLightning Enterprise Edition以上を契約している場合、10フォームのみ利用することができます。
ただし、1フォームごとに980円(税抜)の追加料金を支払うことで、10フォーム以上のフォームを連携することが可能になります。
※すでに販売が終了しているプランにつきましては、Performance Editionを契約している場合、利用することができます。 Contact Manager Edition、Group Edition、Personal Edition、Database.com Editionはご利用いただけません。
※Lightning Professional EditionではAPIをオプション購入していただかないと利用することはできません。
※同一メールアドレスからフォームが送信された場合、Salesforceのオブジェクトに新規にデータが作成されます。
Salesforce側での初期設定
Oauthポリシーのユーザー設定
Salesforceにログインし、「設定>設定」をクリックし、Salesforceの管理画面に遷移します。
Salesforce管理画面内で「アプリケーション > アプリケーションマネージャ」をクリックします。
「新規接続アプリケーション」をクリックします。
新規接続アプリケーションをクリック後に開いた画面に下記の通り入力します。
①は任意で入力します。
②と⑤はチェックをします。
③は、formrun設定画面「フォーム>外部連携設定」よりSalesforce箇所の「連携する」をクリックした際に表示される「コールバックURL」を記載します。
④は「API を使用してユーザデータを管理(api)」+「いつでも要求を実行(refresh_token, offline_access)」を追加し、保存ボタンを押します。
「接続アプリケーションを使用する前に、サーバ上で変更が有効になるまで 2 ~ 10 分お待ちください。」と表示されますので、問題なければ「次へ」をクリックします。
下記画像①の設定にある「アプリケーションを管理する > 接続アプリケーション」をクリックします。
下記画像②の自分が作成した接続アプリケーション名をクリックします。
OAuthポリシーを「すべてのユーザーは自己承認可能」にして、「保存する」をクリックします。
「コンシューマの鍵」「コンシューマの秘密」の取得
アプリケーションマネージャを開き、変更したいアプリケーションの右側にある▽をクリック後、「参照」を選択してください。
Salesforce画面の接続アプリケーション詳細に「コンシューマ鍵」、「コンシューマの秘密」をformrunの管理画面に入力します。
詳細はformrun側での設定で説明します。
formrun側での設定
設定画面「フォーム>外部連携設定」よりSalesforce箇所の「連携する」をクリックします。
「連携する」をクリックすると、Salesforceのログイン画面に遷移します。
ログイン情報を入力して、Salesforceにログインしてください。
Salesforceにログインすると、 formrunの「フォーム>外部連携設定」に遷移します。
画面の左上に「連携が完了しました。」と表示されていることを確認後、Salesforceのオブジェクトを選択してください。
Salesforceのオブジェクトを選択すると、変更確認画面が表示されます。
内容を確認のうえ、「変更する」をクリックしてください。
「変更する」をクリック後、左上に「Salesforceオブジェクトを変更しました。」と表示されていることを確認してください。
次に「データ項目を連携する」をクリックしてください。
formrunの項目とSalesforceの項目を紐付けるために、
formrunの「項目名」「表示名」と一致する「Salesforce項目」を選択してください。
項目自体が紐づいている限り、
formrun上で表示される項目の表示名と、Salesforce項目の表示名は一致させる必要はございません。
なお、Salesforceオブジェクトで必須になっている項目は全て、formrunの「データ項目」と「Salesforce項目」を紐づけて更新してください。
Salesforceオブジェクトで必須になっている項目をformrunと連携していない場合は、フォーム送信があってもSalesforceに新規に取り込まれません。
詳細は「オブジェクトの必須項目の確認方法」をご参照ください。
設定はこれで終了です。
次に実際にフォームからテスト送信を行い、Salesforceに連携されているかを確認しましょう。
Salesforceに連携されているかの確認
連携したフォームの公開フォームから、テスト送信してみましょう。
フォームを送信したら、Salesforceの「ログイン画面>さらに表示>オブジェクト名(例、「リード」)」より、テスト送信した内容がSalasforceに取り込まれているかを確認してください。
オブジェクトとSalesforce項目(用語説明)
formrunの設定画面に出てくる「Salesforceオブジェクト」と「Salesforce項目」がSalesforceのどこの箇所のことなのかを説明します。
オブジェクト
Salesforceのログイン後の画面>「オブジェクトおよび項目」>「オブジェクトマネージャ」に記載されているものがオブジェクトです。
Salesforce上でカスタムオブジェクトを作成した場合でも、
formrunとSalesforceの連携は可能でございます。
Salesforceにあるオブジェクトは全て連携できます
オブジェクトの必須項目の確認方法
オブジェクトの必須項目の確認方法を説明します。
オブジェクトを開き、右上にある「新規」をクリックしてください。
その後、表示されるポップアップの赤い丸が付いているものが必須項目です。
Salesforce項目
「オブジェクトマネージャ」の右上にある「クイック検索」から「オブジェクト名(例、「リード」)を検索し、「項目とリレーション」をクリックしてください。
「項目とリレーション」に表示されているものが「Salesforce項目」です。
Salesforce連携ができない場合
formrunで作成したフォームから送信された情報が、Salesforceに取り込まれない場合
Salesforce(セールスフォース)のオブジェクトで設定している「値」の項目と、formrunで作成したフォームの「選択項目」が完全一致しているかをご確認ください。
よくある記載ミス
エラーが出てしまった場合
error=invalid_client_id&error_description=client%20identifier%20invalid
上記のようなエラーが、新規接続アプリケーション設定後にSalesforce上で出てしまった、という場合、
サーバ上で変更が有効になっていなかったために表示されたエラー、ということが考えられます。
サーバー上で変更が有効になるためには、 2 ~ 10 分ほどお時間がかかります。
新規接続アプリケーション設定についてはこちら
全ての項目が一致しているのに、連携できない場合
Salesforce上の項目とformrun上の項目のベースが異なっていることが考えられます。
例えば、
「従業員数」という項目を作成した際、
Salesforceでは「従業員数」を「数字」ベースでの入力としており、
formrunでは「従業員数」について選択項目などを使い、
「文字」ベースでデータが作成されている場合です。
この設定においては、
Salesforceでは「従業員数」を「100」など数字で管理するのに対し、
formrunでお客様がフォームを回答する際に「100人」と回答している場合は、
連携することができません。
Salesforce内の「リード」オブジェクト内のSalesforce項目「氏名」と連携している
Salesforce内の「リード」オブジェクト内にございます、Salesforce項目「氏名」(デフォルトで用意されているもの)とformrunの連携はできません。
そのため、Salesforce項目「氏名」の代わりに、「姓」と「名」項目を利用していただき、
formrunの「名前(姓名別)」項目の「姓」、「名」項目を連携してください。
よくあるご質問
Salesforceと連携する前のデータはどのように反映できますか
formrunとSalesforceを連携する以前にformrunに蓄積されたデータをSalesforceに反映させたい場合は、
以下の2つの手順を行ってください。
(1)formrunでCSVエクスポートを行う
(2)SalesforceにCSVインポートする
また、上記の機能はPROFESSIONALプランのみとなっております。
formrun上に同じデータ項目を二つ作ってしまったが、連携するには片方を消さなくてはいけませんか
連携させたいformrun項目のみを、
Salesforce項目に設定することで連携可能です。
そのため、データ項目を削除する必要はございません。
Salesforce上で必須項目としているが、formrunで作成したフォームには表示させたくない場合
オブジェクトの詳細画面内、
「一般的なオプション」にある「デフォルト値」に任意の値を入力することで、
formrun項目と紐付けなくても連携することができます。
連携後にSalesforceで
作成した項目はformrunに反映されますか
連携後にSalesforce上で項目を作成した場合は、以下のどちらかを行わない限り、反映されない仕様となっております。
- 一度Salesforce連携を解除し、再度連携する
- 連携しているオブジェクトを、オブジェクトAからオブジェクトBに変更し、再度オブジェクトAを設定する
formrunは Salesforce Sandbox 環境との連携に
対応しているか
formrunは Salesforce Sandbox 環境との連携に対応していないため、
Sandbox環境ではないSalesforceのオブジェクトと連携してください。
「ファイルアップロード」のデータはSalesforceで確認できますか
大変恐れ入りますが、
「ファイルアップロード」にてフォームご回答者様にアップロードいただいたファイルは
Salesforceでは表示されない仕様となっておりますので、ご了承ください。
Salesforceにすでにあるデータの上書き(更新)はできますか
すでに存在しているSalesforceのオブジェクトの情報を更新することは、現在の formrun では未対応となっております。
formrunでは、フォーム回答データをSalesforceのオブジェクトに新規登録することのみ対応可能です。