1.チャット通知

LINE WORKS通知を設定する方法(BEGINNERプラン以上)

フォームで回答があった場合等、LINE WORKSに通知させるための設定方法について説明します。

<LINE WORKS通知の例>

 

 formrunの設定方法

LINE WORKSでのフォーム受信通知設定方法は以下の通りです。 

 1.ボード画面やリスト画面左側から「設定」を開く

 2.設定画面「フォーム>受信通知>LINE WORKS」より「設定を開く」をクリック

 3.LINE WORKS通知設定のモーダルが開かれる

 4.「LINE WORKS通知ON」にチェックを入れる 

 5.通知連携に必要な情報*を入力する    
  *取得方法については下記「API認証に必要な情報を取得する」をご確認ください

 6.「更新する」をクリックする

  
 正しく連携された場合は自動的に以下の画像のようなテストが送信されます。

複数のフォームからの受信通知を受け取りたい場合は、各フォームに対し連携を行ってください。 

なお、現在LINE WORKSでの通知は
通知の種類の選択(フォーム回答の通知以外は来ないようにする等)や
通知する項目を絞ること(名前と会社名のみ通知させたい等)には対応しておりません。

API バージョン 1.0からAPI バージョン 2.0に切り替える方法

LINE WORKS API バージョン1.0 を利用していたユーザー様は、2023年4月30日(日)までにAPI バージョン2.0への切り替えが必要です。

切り替え方法は、以下の通りです。

1)設定画面「フォーム>受信通知>LINE WORKS」より「設定を開く」をクリック

2)「API バージョン」にて「2.0」を選択

3)通知連携に必要な情報*を入力の上、「更新する」ボタンをクリック
  
*取得方法については下記「API認証に必要な情報を取得する」をご確認ください

連携に必要な情報を取得する前に

LINE WORKS API バージョン 2.0 との連携をする際には以下の情報が必要となります。

  • Client ID
  • Client Secret
  • Service Account
  • Private Key
  • Bot ID
  • チャンネル ID

こちらのFAQでは、上記全ての情報の取得方法を説明しますが、情報が分散して配置されているため、逐一情報をどこかにメモしておくことを推奨しております。

なお、上記の情報一覧はformrunの設定画面における入力の順番に対応していますので、ぜひコピー&ペーストしてメモ用にお使いください。

 

API認証に必要な情報を取得する

API認証に必要な情報はLINE WORKS Developer Consoleから取得します。

ただし、LINE WORKS Developer Console を利用するためには、以下のいずれかの権限設定である必要がありますので、必ず権限を持った方が設定を行ってください。

  • 最高管理者
  • 副管理者
  • カスタム権限の「Developers」が含まれた管理者

LINE WORKS Developer Consoleに入る

まずLINE WORKSにログインした状態で、LINE WORKS Developersのサイトへアクセスします。
サイト右上の「Developer Console」をクリックします。

利用規約に同意し、「利用する」をクリックします。
これでLINE WORKS Developer Consoleに入ることができました。

LINE WORKS API 2.0を利用する

左バー内の「API 2.0」に遷移し、「アプリの新規追加」をクリックします。

アプリを新規追加する

任意のアプリ名を入力する。

遷移後の画面で、任意の「アプリの説明」を入力し、「保存」をクリックする。

Client IDとClient Secret を確認する

「アプリ情報」を保存すると、「Client ID」と「Client Secret」を確認することが可能です。

Service Accountを発行する

同じ画面上にて、「Service Account」を発行すると、こちらも確認できるようになります。

Private Key を発行する

同じ画面上の、「Private Key」を発行し、ファイルを開くと、「Private Key」を取得できます。
 

※認証キーは外部に漏れないようにしてください。またファイルを紛失した場合やファイルが流出した場合は、再発行ボタンから再発行して新しい認証キーを取得してください。

Windowsの場合は、以下の手順をお試しください。

      1. エクスプローラーでダウンロードしたファイルを探す
      2. ファイルを右クリックする
      3.「プログラムから開く」を選択
      4.「別のプログラムを選択」を選択
      5.「メモ帳」を選択しファイルを開く

※Macの場合、ファイルをクリックするとKeynoteが立ち上がり「ファイルフォーマットが無効です」と表示される場合があります。その場合は以下をお試しください。 

      1. Finderでダウンロードしたファイルを探す
      2. ファイルを右クリックする
      3.「このアプリケーションで開く」> 「その他」を選択
      4.「アプリケーション」の中にある「テキストエディット」を選択
      5.「開く」をクリック

OAuth Scopesの設定を行う

OAuth Scopesの「管理」をクリックし、表示された選択肢の中から、「bot」と「bot.read」を選択してください。

キャプチャの状態になれば設定完了です。

Bot IDを取得する

LINE WORKSとの通知連携にはBotを利用します。
Botの登録からBot IDの取得、招待の方法までを説明します。

Botを登録する

Botの登録もLINE WORKS Developer Consoleから行います。
LINE WORKS Developer Console左サイドバーから「Bot」を選択します。
その後「登録」をクリックし、登録画面に移動します。

Botの登録画面で、Botの情報を登録します。
以下の項目は登録者の方が自由に設定できます。どのような設定でも構いませんが、何のためのBotかをわかるようにしておくとよりよいでしょう。

  • プロフィール画像
  • Bot名
  • 説明
  • 管理者(主担当・副担当)

上記以外の項目は以下の設定をしてください。

  • API interfaceはAPI 2.0にする
  • Callback URLはOFFにする
  • Botポリシーはチェックボックスにチェックを入れる

Botの情報が全て入力されたことを確認し、「保存」をクリックします。
これでBotの登録は完了です。

    Botの登録後に表示される画面から、Bot IDを確認することができます。

    Botを公開する

    Botから実際に通知を受け取るためには、Botを公開する必要があります。

    まずLINE WORKSのログイン画面右上のアイコンをクリックします。
    そして「管理者画面」を選択し、管理者画面に移動します。
     

    管理者画面の左サイドバーから「サービス」を選択し、「Bot」を選択します。
    画面右上の「Bot追加」を押し、Botを追加します。

    LINE WORKS Developper Consoleで登録したBotを選択し、「Bot追加」をクリックします。

    「前に戻る」をクリックし、「Bot」画面に戻ります。

    追加したBotをクリックしBot詳細を開きます。

    右下の「修正」をクリックします。

    「公開設定」をオンにし、「保存」をクリックします。
    これでBotが公開されました。

    Botを任意のトークルームに招待する

    Botの登録・公開が終わったら、formrunからの通知を受け取りたいトークルームにBotを招待します。

    LINE WORKSのトークルーム画面右上にある「…」から「Bot招待」をクリックします。
    ※1対1や複数人のトークルーム(グループトークルーム以外)では、「Bot招待」ではなく、「招待」を選択し、表示された画面の「Bot」タブを選択して招待してください。

    formrun連携用に登録・公開したBotを選択し、「招待」をクリックします。

    これでBotの招待は完了です。

     

    チャンネルIDを取得する

    最後に、formrunの通知を受け取りたいトークルームのIDを取得します。 

    (1)Google ChromeのブラウザでLINE WORKSのトークルームを開く
    (2)画面右上の「⋮」をクリックし「チャンネルID」をクリックする

    (3)表示された画面の「チャンネルIDをコピー」クリックする

    ※必ずformrunの通知を受け取りたいトークルームのIDを取得してください。